IRいしかわ鉄道 ICOCA

場所:JR北陸本線 金沢駅 IRお客様カウンター

手段:窓口担当者より購入

IRいしかわ鉄道が発行するハウスICカード。サービス開始は2017年4月15日。あいの風とやま鉄道に遅れることピッタリ2年。ついに金沢駅と富山駅がICカードで結ばれることとなりました。もちろん両社とも、交通系ICカード全国相互利用サービスにも対応済み。


名前の由来も何もない、IRいしかわ鉄道のICOCAという直球勝負なネーミング。券面デザインはIRいしかわ鉄道の車両と同じ絵柄になっています。裏面を見ればわかるように、本ICカードはJR西日本が発行するICOCAの特別デザインカードという扱い。Ainokaze ICOCAと同様に、中身はICOCAです。これ、ハウスICカードと呼んでいいのかな?

JR金沢駅の構内にIRお客様カウンターという小さな案内所があります。中に有人カウンターがあるので「ICOCAください」と窓口担当者に声をかけましょう。すると「IRいしかわ鉄道デザインのICOCAで良いか?」と確認されるので、「そうです」と答えれば、無事に発行してもらえます。


すぐ右隣にIRいしかわ鉄道とJR西日本の自動券売機が並んでいるのですが、自動券売機ではIRいしかわ鉄道 ICOCAを購入することはできません。JR西日本の自動券売機では通常のICOCAを購入できてしまうので、間違えて通常ICOCAを買ってしまわないように注意が必要です。


自動券売機も並んでいれば、案内所もJRと並んでいるので、IRお客様カウンターは苦労が絶えないんだそうです。間違えてJRの切符を買いにきたり、IRいしかわ鉄道の自動券売機でJRの切符が買えないと怒鳴り込んできたり。JRのみどりの窓口の方が大きくて、係員も多いのになあ。


余談ですが、IRいしかわ鉄道に乗って金沢から富山へ向かっている途中で、なんか車内検札が始まっているんですが!!!まさかICOCA導入後に車内検札があるとは露ほどにも思わず、死角から襲ってくる不意打ちに動揺。車掌に何を見せれば良いのかと焦りましたが、他の乗客を真似て「ICOCAで乗ってます」と答えて事なきを得ました。


JR金沢駅の駅舎と鼓門の間は「もてなしドーム」という屋根に覆われていますが、ドームの直下に人工の小川が流れています。記念飾花と称して花が飾られていたのでご紹介します。

石とかいい感じに置かれていて、まさしく空間の美って感じ。丁寧に作られていて、これぞ金沢のもてなしの心なのでしょうか。北陸は居心地いいんだよなあ。

あおいとICカードを巡る旅

鉄道むすめと交通系ICカードを巡る旅の記録。

0コメント

  • 1000 / 1000