場所:のと鉄道 七尾線 穴水駅 改札外 みどりの窓口
幟とポスターは改札内にありますが、スタンプ台は改札外にあります。のと鉄道はワンマン運転なので、正確には穴水駅に改札口はありませんが。で、スタンプ台は「みどりの窓口」にあると案内されていましたが、これが少しわかりにくいのです。
穴水駅の駅舎内に入ると、すぐに「みどりの窓口」の看板が見つかります。が、ドアには「のと鉄道旅行センター」と書かれており、少し戸惑ってしまいます。真相は「のと鉄道旅行センター」がJRのみどりの窓口の業務を委託されている、といったところ。ここのカウンターで「能登かがり火」の特急券を発券してもらえます。
話を元に戻して、スタンプ台はこの旅行センターの中にあります。外からはスタンプ台が見えないし、ここにあるようなことも書かれていないので、またもや戸惑いますが、ここは思い切って飛び込むのが吉。入り口から見て右側にスタンプ台があります。
実はこれがスタンプ台。他の事業者のように、スタンプ台を派手に飾っているワケでもなく、他のスタンプと一緒くたに置かれているので、どこにスタンプがあるのか探してしまいました。
ちなみに、旅行センター入口の左側には和倉ななおのスタンドポップが立っています。てゆーか、西岸まはるじゃないの???のと鉄道は鉄道むすめ巡りの常連ですが、前回までは和倉ななおを起用していました。その名残でしょうか。まあ、西岸まはるの方が可愛いからいいんじゃね?
自動券売機の隣に謎の鉄道むすめが・・・。調べてみても正体はわからず。
ホームにはピカピカな「のと里山里海号」が停車中。アテンダントの格好は本当に西岸まはると同じ!外国からの観光客で満席の観光列車を見送り、私は次の普通列車を待ちます。
ところが、次の普通列車は1時間後。穴水駅舎に併設されている「四季彩々」というお土産屋で時間を潰すことに。中には軽食コーナーがあったので、少し早めの昼食をいただきました。冷凍うどん麺をお湯に放り込むところが見えて少し切なかったですが、出汁は関西風で、麺もそれなりに美味しかったです。
お土産を漁っているうちに、普通列車が穴水駅に到着。これで和倉温泉を目指します。
車内には岸田メル氏の直筆イラストが展示されていてビックリ。「花咲くいろは」つながりでしょうか。
ついでに、特急「能登かがり火」との乗り換え駅となる和倉温泉駅について少し。のと鉄道は隣の七尾駅まで走っていますが、路線としては和倉温泉からJR七尾線となり、この和倉温泉駅もJR西日本の駅となります。
和倉温泉駅の構内には、のと鉄道とJR西日本の自動券売機、さらにJRの「みどりの券売機」も設置されています。特急券を購入するには、前述の穴水駅のみどりの窓口で係員から特急券を購入する方法が1つ。もう1つは、JRおでかけネットで予約して、ここのみどりの券売機で受け取る方法です。
駅構内には「花嫁のれん」にちなんで、こんなものが展示されています。特急の終着駅だし、さぞ賑やかなのでしょう。ぶらぶら散歩して乗り換えまでの時間を潰そうとしたのが大失敗!この駅、びっくりするほど何もない。温泉街とは離れており、駅前にも何もない。徒歩3分ほどのところに、ドラッグストアがあるぐらいです。七尾駅前の方が明らかに栄えており、乗り換えの時間を潰すなら、絶対に七尾駅の方がオススメです。
私は穴水駅の訪問が初めてだったので、リスク回避のために観光列車は次回のお楽しみに取っておいたのですが。実は能登空港の着時間に合わせて、金沢まで観光列車を乗り継げるダイヤになっています。ただし「のと里山里海」も「花嫁のれん」も全車指定席で、事前予約が必須。どうやら観光コースに組み込まれているらしく、運が悪いと外国人ツアー客と鉢合わせするので、当日予約は諦めた方が賢明です。
羽田空港-能登空港:08:55-09:50
のと里山空港-穴水駅前:10:24-10:43
穴水-七尾:11:01-12:04(のと里山里海2号)
七尾-金沢:12:13-13:21(花嫁のれん2号)
このスケジュールで怖いのは、穴水駅での滞在時間15分でスタンプを押印できるかどうか。駅が空いていれば、まったく問題ありませんが、外国人ツアー客で溢れかえっていたり、旅行センターで誰かが粘っていると、スタンプを押す時間がなくなってしまいます。
そこでオススメするのが能登空港まで迎えに来てくれる「ふるさとタクシー」という名の乗合タクシー。事前予約が必要で、運賃はバスの3倍ぐらいしますが、穴水駅への到着を30分早められるのは大きい。これだけ余裕があれば、穴水駅でのスタンプ押印も安心です。
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