場所:高松琴平電鉄 琴平線 高松築港駅
手段:窓口担当者より購入
ことでんが発行するICカード。サービス開始は2005年2月2日。ことでん鉄道線・バス路線で利用できるのはIruCaのみとなっています。
高松築港駅の窓口で「無記名のIruCaください」と言うと、駅員からこれを手渡されます。窓口正面にある穴が開いた透明の仕切り板ではなく、窓口側面の窓から死角を狙ってくる駅員に若干ビビってしまいましたが。なお、販売場所はことでんの「IruCa窓口のある駅」を参照のこと。
名称の由来は、同社のマスコットキャラクター「イルカのことちゃん」と「ICカード」から。なぜイルカなのかと言うと、ことでんが2002年に民事再生法を適用した際に「琴電は要るか、要らないか」と話し合ったことに由来するそうな。すげー壮絶。そうして、サービス向上の一環として2005年にIruCaを導入したワケです。
磁気カードをスキップして導入したことに加えて、自動改札はすべてIruCa専用という徹底ぶり、きめ細やかな運賃割引、電子マネーとしても使えることもあって急激に普及。市内のコンビニにはIruCaのカードリーダーが標準装備、学生証や職員証とも一体化。2011年には発行枚数が21万枚に到達、78.4%という利用率は、高松市の人口が42万人であることを考えれば驚異的な数字であることがわかります。
この青色のIruCaは、厳密には無記名のフリーIruCaになります。IruCaには次の6種類が存在するので、購入時には無記名式とキチンと伝えた方が手間が省けます。なお、フリー以外は購入時に証明書の提示が必要です。他にも、職務従事者用の黒IruCaもあるとか。
- フリー(青):無記名式、誰でも利用可能
- スクール(オレンジ):中学生以上の学生
- シニア(紫):満65歳以上
- キッズ(ピンク):小学生
- グリーン(緑):身体障害者
- ゴールド(黄土):満70歳以上の高松市民
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