名古屋鉄道が発行するICカード、と思われがちですが違います。正確には、名鉄の子会社である「エムアイシー」と、名古屋市が出資する第三セクター「名古屋交通開発機構」の2社が発行するICカード。サービス開始は2011年2月11日。交通系ICカード全国相互利用サービスには2013年3月23日の相互利用開始時から対応。

名前の由来は「日本の真ん中をつなぎ、くらしの真ん中をつなぐICカード」から。イメージキャラクターの黄色くて丸いキャラには名前がありません。珍しいことに、名古屋市交通局の公式サイトで「名無し」と明言されています。

カード裏面のID番号の頭2文字は発行事業者を表していると推測されますが、manacaの「TP」はどこから出てきたのかまったく思いつかない。調べてみると、前身の共通磁気カード「トランパス」から取られたものらしいです。

なお、名鉄系の3社（名鉄・名鉄バス・豊橋鉄道）ではエムアイシー発行のものが、名古屋市系の3社局（名古屋市交通局・名古屋臨海高速鉄道・名古屋ガイドウェイバス）では名古屋交通開発機構発行のものが販売されています。

2015.02

manaca

TOICA 1代目