創立120周年記念 近江鉄道バスICカード

場所:近江鉄道バス 立命館大学ターミナル内案内所

手段:窓口担当者より購入

ネーミングは直球勝負なのに、近江鉄道では使えない罠。逆に近江鉄道バスではこのICカードしか使えない罠。買おうとしたら案内所が土日休みという罠だらけなICカードですが、この度6月16日に近江鉄道創立120周年を記念した限定デザイン版が発売となりました。記念グッズをたくさん販売したり、豊郷あかねのラッピングバスを走らせたり、どう見ても近江鉄道バスは本体よりがんばりすぎです。


通常版のICカードも購入方法のクセが強いのですが、この限定版は販売場所が立命館大学ターミナル内案内所のみ。この案内所だけ土日も開いてます。てゆーか、立命館大学ってどこにあるの?そもそも一般人は立ち入ることができるのか?という大きな難関がカードキャプター諸兄の前に立ち塞がります。


無策で現地入りすればまず迷子。みんなについて行けばわかるでしょと、下手にJDの周りをうろうろしていると警備員にゲットされかねないというリスクもあり。数あるICカードの中でも屈指の入手難易度を誇るだけあって、万全の準備が必要です。たかがICカードのためにここまでするのか?と、急に我に返ったりしないメンタルの強さも心がけたいですね。


立命館大学(びわこくさつキャンパス)は、南草津駅からバスで15分のところ。ターミナル内案内所はその立命館大学の構内にあります。ここまでは近江鉄道バスの公式サイトを見ればわかりますが、じゃあ一般人は勝手に入って大丈夫なのか?と心配に。でも大丈夫。立命館大学のサイトによると「個人的なものついては、建物外に限り特に手続きなく見学していただけます」とのことなので、普通に堂々と歩いていれば無問題です。

JDじゃなくて限定版ICカードに胸を躍らせながら現地入りした諸兄を待つ最初の難所は南草津駅。バスのロータリーは東西の双方にあるので、バス停がある方でしょとアバウトに進むといきなり迷子になります。正解は東口。右手にフェリエという建物が見える方が東口です。

で、この東口にもトラップがあり、左右に分かれる階段とエスカレーター。エスカレーターで降りるでしょ普通、と思ってそっちへ行くと、立命館大学行きバス乗り場と真逆の方角へ出るという罠。正解である階段を降りたところにバス乗り場案内の看板が立っているので、あとは立命館大学行きのバスに乗るだけです。なお、エスカレーターで降りてもバス乗り場にはたどり着けますが、エスカレーター側からはこの看板が死角になるという初見殺しなので、素直に階段で降りるのが吉です。


バスに揺られて15分。バスが立命館大学の正門を通り抜けると、ちょっとしたターミナルに到着します。そこが立命館大学のバス停。JDが一気に降りるので降りるバス停を迷うことはないと思います。前述の通り、近江鉄道バスICカードしか使えないので、小銭の準備を忘れずに。運賃は230円です。

この写真がターミナル内案内所の外見。バスターミナルに隣接した場所にあります。現地に案内図がなくて少し迷いますが、近江鉄道バスの時刻表が目印になります。この時刻表の右に「バス事務所」と書かれたガラス扉があるので、中へ入って窓口担当者に「120周年記念のICカードちょーだい」と声をかければミッションコンプリートです。


ところで、このバスは通勤通学がメインなので、土日になると運行本数が一気に減ります。なので、訪問の際には時刻表をよく調べて計画的に行動するのがおすすめです。南草津駅で迷子になると大惨事。帰りのバスまで50分あったので、私は40分かけて歩いて南草津駅へ戻りました。今日は雨が降っていたのでマシでしたが、晴れるとキツいかも。


追記:公式サイトによると、草津案内所でも販売を開始したようです。ただし、草津案内所は平日しか開いていないという鬼畜の所行。怒るでしかし、食べるでおかし。でも、実は毎月26日から1日までは毎日営業しているという救済処置があるのですよ。どうしても草津営業所のおばちゃんから購入したいという方は、6月26日の日曜日を狙うことになります。

あおいとICカードを巡る旅

鉄道むすめと交通系ICカードを巡る旅の記録。

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