OKICA 2代目

場所:沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線(ゆいレール) 那覇空港駅

手段:自動券売機にて購入

沖縄都市モノレールや沖縄のバス会社が出資する沖縄ICカード株式会社が発行するハウスICカード。サービス開始は2014年10月20日。(主に財政的な理由から)敢えてサイバネ規格には準拠せず、交通系ICカード全国相互利用サービスにも対応していません。したがって、ゆいレールで使用できるICカードはOKICAのみ。事業者コードは「OK」となっています。


名前の由来は「沖縄のICカード」という無難なネーミングとなっています。サイバネ規格には準拠しないものの、「~カ」で終わる3文字・名前に「IC」を織り込む、という交通系ICカードの伝統的な命名則に則っています。券面をよく見ると、OKICAのロゴのICの部分だけ青くなっているのがわかります。


なお、この券面デザインは2代目で、2018年6月1日から発行開始されました。旧デザインの在庫がなくなり次第、順次置き換えが進められました。ちなみに、券面に右側に配されたキャラは、沖縄観光親善使節で「花笠マハエ」と言います。2015年4月27日から、ICチップを埋め込んだフィギュア形OKICAが限定5000個で販売されたそうです。

OKICAはゆいレールの自動券売機または有人改札で購入することができます。那覇空港に直結している那覇空港駅の自動券売機で購入するのが楽チンです。

空港からの連絡通路の真正面には「日本最西端の駅」のモニュメントが設置されています。

私も勘違いしていましたが、那覇空港駅は「最南端」ではなく「最西端」です。最南端の駅はお隣の赤嶺駅になります。

那覇空港駅の自動券売機です。画面にICカード購入のボタンがあるので、後は案内に従えば簡単に購入できます。ゆいレールがSuicaに対応していなくて不便だという声をやたら聞きますが、OKICAは自動券売機で簡単に購入できますし、チャージも自動券売機で可能だし、不要になれば有人改札で返却すればいい話なので、まったく不便は感じませんでした。


ちなみに、自動券売機で切符を購入した場合、QRコードが印刷された紙の切符が出てきます。QRコード乗車券を採用しているのは、スカイレール(2013年)・ゆいレール(2014年)・北九州モノレール(2015年)の3社に、山梨リニア実験線を加えた4ヶ所なんだそうです。しまった、一度ぐらいは私も紙の切符を買ってみればよかったですね。


沖縄なんて簡単に行ける場所ではないので、OKICA購入のチャンスを以前から伺っていました。そんな私が2代目デザインの存在を知ったのは8月の終わり頃。1代目の在庫が尽きる前に両方ゲットしようと、慌てて沖縄訪問の予定を組みました。元々は9月に訪問するはずだったのですが、あの台風24号が沖縄を直撃して飛行機が欠航!!!泣く泣く訪問を1ヶ月延期し、先週は佐賀、今週は沖縄と強行軍で臨んだのが今回となります。


私が沖縄を訪れる1週間前となる10月20日には、1代目デザインの最後の数枚が市民病院前駅に残っているという情報を得ていました。そこで私も那覇空港駅から市民病院前駅へ直行したのですが、1代目デザインは売り切れ!有人改札の係員の方に聞いても、もうなくなったと言われてしまいました。あ~、タッチの差で取り損ねたかぁ。台風があの日に来なければ・・・。せめて1週間前に来ていれば間に合ったのですが、先週は佐賀訪問が入っていたので、それも叶わない夢。どうも私はOKICAとはとことん縁がなかったようです。残念無念。

あおいとICカードを巡る旅

鉄道むすめと交通系ICカードを巡る旅の記録。

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