場所:智頭急行 智頭線 大原駅 改札外
スタンプ台は改札外にある待合室の中にあります。と書けば間違いではないのですが、よくあるローカル線の駅舎を想像すると、現地で面食らいます。とにかく、次の写真を見ていただくと話が早いと思います。
これは大原駅のプラットホームから待合室を見下ろした写真です。まず、プラットホームは地上2階にあります。そこから階段を降りた1階が簡易改札。写真の中央に見える建物が待合室で、簡易改札から少し離れたところに独立して建っています。
これが1階にある簡易改札というか切符回収箱。降車時にはこの箱に切符を投入して退場するのですが、私が訪れたときは駅員の方がここで待っていて、切符を手渡しで回収されました。不意打ちすぎてビビりますが、私の他にもう1人乗客がいたので、真似をして難を逃れました。
簡易改札から外へ出ると、待合室の裏側に出ます。宮本えりお嬢の幟が目印です。裏側中央にある扉から待合室の中へ入ることができます。ちなみに、待合室の中にはスタンプ台の他にも、切符販売窓口とお土産屋とトイレがあります。
待合室へ入る前に、背後を振り返ってみましょう。これが本物の大原駅の駅舎です。左上がプラットホームで、右側のトンネルの入り口が簡易改札。前述の通り、切符販売窓口は待合室の中にあるので、こちらには駅施設は何もありません。ゲートすら見当たりませんが、乗車時の検札を行わないので、帰る際にはそのまま中へ入って階段を上ればOKです。
スタンプ台の隣に宮本えりお嬢のスタンドポップがあります。材質が薄いのか、ちょっと曲がっています。
その衝撃の裏側。ガムテープで支柱を固定しており、水入りペットボトルを重しにしています。
智頭急行が誇る怪物気動車HOT7000系で運転される特急「スーパーはくと」のバルーン。宮本えりお嬢のスタンドポップの真上にあります。
大原駅の周辺は、かつて因幡街道の宿場町として栄えたそうです。本陣と脇本陣が現存しており、今でも往事の雰囲気を感じ取ることができます。帰りの列車までの1時間を過ごすのに、ぐるりと1周して大原駅へ戻るとちょうど良い感じの時間になりますよ。個人的な感想を言わせてもらえば、残すなら早いうちから徹底して残しておけば、金沢のひがし茶屋街みたいになれたかもしれないのに。
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