odeca

場所:JR気仙沼線BRT 志津川駅

手段:窓口担当者より購入

JR東日本が発行するハウスICカード。サービス開始は2013年8月3日。JR東日本の気仙沼線・大船渡線のBRT区間専用のICカードであり、気仙沼線・大船渡線の鉄道区間では利用不可。同じJR東日本なのにSuicaとは独立したICとなっています。2015年3月14日より、交通系ICカード全国相互利用サービスへの対応を開始しました。


名前の由来は「お出かけしやすいICカード」という意味に、リスのキャラクターの「尾がデカい」というユーモラスをかけたものから。このリスのキャラクターの名前は「おっぽくん」だそうです。「おでかくん」じゃないんだ。てゆーか、お出かけしやすさを狙うのなら、最初からSuicaを導入していれば良かったのでは・・・

旅の行程でご紹介した通り、私は仙台駅から宮交バスに乗り、JR志津川駅で下車しました。目の前にあったのは、どう見てもプレハブ小屋。確か志津川駅って、ロールケーキみたいなオシャレな円筒形の駅舎じゃなかったっけ?でも、プレハブ小屋にはしっかり「JR志津川駅」と書いてあるし。その場で調べてみると、南三陸さんさん商店街の移転に合わせて、2017年3月3日に志津川駅も移転したということでした。移転前の駅舎はどうするのでしょうか?

プレハブ駅舎の中は待合室と切符販売窓口があります。ゴミ箱やベンチがJRっぽいです。鉄道と違って定時制を約束できない代わりに、バスロケーションシステムが導入されています。

切符売り場の中にいるおばちゃんに「odecaください」と声をかければOKです。窓口近辺にはodecaの案内はありませんが、ちゃんと売ってくれます。ただし「BRTでしか使えないし、電子マネーにも対応してないけど大丈夫?」とおばちゃんに心配されてしまいました。やっぱり、地元でもodeca微妙な扱いなんですね・・・。


あくまでもJRの駅なので、この窓口ではJR全線の切符や新幹線の切符を購入することができるらしいです。窓口のおばちゃんは親切にもodecaを紙製の乗車券袋に入れて渡してくれました。お心遣いに感謝。

志津川駅のプラットフォームというかバス停。JR気仙沼線BRTとしての停留所名は「志津川」で、宮交バスとしての停留所名は「BRT志津川駅」と異なっていますが、両社がバス乗り場を共用しています。このバスロータリーはバス以外の進入は禁止となっています。

プレハブ駅舎の外壁に掲示されている運賃表兼時刻表。あくまでJRの路線であり、JRの駅という扱いになっているのがわかります。

窓口の脇に置いてあったodecaのパンフレットをいただきました。中身はBRT沿線マップとなっています。

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