場所:岡電バス 岡山駅東口バス総合案内所
手段:窓口担当者より購入
岡山電気軌道が発行する岡山エリアICカード。サービス開始は2006年10月1日。交通系ICカード全国相互利用サービスには対応していませんが、PiTaPaとICOCAは利用可能です。参加事業者ごとにHarecaを発行していて、裏面の発行事業者名と事業者記号が異なるらしいです。
名前の由来は「晴れ+カード」で、晴れの国「岡山」にちなんでいます。券面に配されている太陽に手足が生えたキャラクターの名前は不明。
Harecaは紆余曲折の激しいICカードなんですよね。岡山エリアには元々「岡山県共通バスカード」という磁気カードがあったそうなのですが、後継となるICカードを巡って各社が対立。Hareca開発を主導する両備グループおよび親両備派がHarecaに移行する一方で、両備グループと距離を置く各社はHareca導入を見送るという分裂状態に陥ったまま現在に至ります。
分裂問題は岡山県議会でも取り上げられ、県議会の要請に応える形で宇野バスは2013年3月12日からHarecaを導入。導入したものの、宇野バスはオリジナルデザインのHarecaを発行して差別化を図るなど、なお対立は根深いようです。
おまけ。七葉院まゆせのスタンドポップ。鉄道むすめならぬバスむすめなのかと思いきや、両備グループのバーチャル社員なんだそうです。
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