ニタマ駅長の訪問

神前みーこスタンプのために伊太祈曽駅まで来たのなら、貴志駅まで足を伸ばしてニタマ駅長に会いたくなるのが世の情け。

和歌山から伊太祈曽まで17分、伊太祈曽から貴志まで12分。近そうだと勢いだけで無計画に臨むと、想定外のロスタイムに泣きを見ることになります。
和歌山発の特急くろしおは毎時50分。ここから逆算してスケジュールを組むことになります。

和歌山着:11:40
和歌山-伊太祈曽:11:55~12:12
伊太祈曽駅:神前みーこのスタンプを押印(3分間)
伊太祈曽-貴志:12:15~12:27
貴志駅:ニタマ駅長を訪問(37分間)
貴志-和歌山:13:04~13:34
和歌山発:13:50

時間帯によって前後はありますが、お昼頃に和歌山入りなら、こんなスケジュールでしょうか。行き当たりばったりで進むと、伊太祈曽で30分、和歌山で45分のロスタイムを食らいます。
今回、和歌山駅で待っていたのは「うめ星電車」。2016年6月4日から運行を開始したばかりでピカピカ。和歌山名産の梅干しをモチーフにしつつ、JR九州の「ななつ星」よりお手軽な「うめ星」ってことらしい。
内装は至る所に木材が使用された和風デザイン。窓枠からブラインドや網棚に至るまで、細部までこだわりを感じさせます。
天井まで木材が使用されており、天井には梅の木がデザインされています。ここまで内装にこだわった列車はなかなかないよね。天井の模様は1両目と2両目で違ってます。
うめ星電車のエムブレムとたま駅長の肖像画?のアップ。乗っているだけで楽しくなり、また乗ってみたくなる、ローカル線だからこそできる列車でした。というワケで、うめ星電車で伊太祈曽駅へ向かいます。

ポイントは伊太祈曽駅での3分間。伊太祈曽駅で上下列車の待ち合わせを行うので、3分間でスタンプ押印を済ませば、乗ってきた列車にまた乗り込むことができます。

伊太祈曽駅が近づいてきたら、スタンプ台紙と切符を握り締め、列車の一番前のドアの前で待機。到着までスタンプ台紙を衆目に晒すという羞恥プレイに耐える。

伊太祈曽駅に到着したら、速攻で乗務員の方に切符を渡して、逃げるように列車を降りて、伊太祈曽駅の駅舎へグレートダッシュ。いや、走ると危ないので光の速さで歩け。

駅舎に入ると、右手側にスタンプ台があるので、押印場所を間違えてすべてを台無しにしないよう深呼吸を一回してからスタンプを押印。その場で180度振り返って、有人窓口に向かって「貴志駅までください」と叫べば、はいはいわかってますよと言わんばかりに、切符を手渡されます。なお、お金を置いた窓とは違う、明後日の窓から切符が出てくるというフェイントには注意。

スタンプ台紙を抱えながら急いで戻れば、発車にギリギリ間に合います。あとは「アニメのイラストを抱えたさっきのキモヲタがまた戻ってきた!意味わかんなくてキモい~」という車内の奇異の目に耐えればミッション完了です。
スタンプ台紙を片付けているうちに、うめ星電車は終点の貴志駅へ到着。階段を降りた右側すぐにニタマ駅長と御対面です。
ニタマ駅長はガラス張りの駅長室で勤務中です。猫なのでだいたい寝てます。なお、ニタマ駅長が驚くので、カメラのフラッシュは厳禁です。
猫をモチーフにした「たま駅舎」の外観。TAMAという文字、猫耳、猫の目らしきものが見えます。
駅舎入口に置いてあるたま駅長のスタンドポップ?
駅舎内の梁の上に設置された猫のシルエット。言われないと気付きません。駅舎内にいるガイドの方に教えていただきました。
ニタマ駅長が起きてくれた!なお、実際のニタマ駅長は思っていた以上に太ましいです。毛が長いからかな?

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